こんにちは、健康生活アドバイザーりかる(@recal.jp)です。
私は、普段Instagramやnoteで健康生活に役立つ情報などについて発信しています。
今日は、仲良しの友達の妊娠が分かり、たくさん話を聞きました。
妊娠した友達の話をリアルに聞くのは初めてで初耳なことばかりでした。
そして、もう1人、仲の良い関西の友達が第二子を出産して、とてもめでたい日でした。
妊娠や出産は、人生における一大イベントだと思います。喜びが大きい一方、初めての妊娠や出産では、不安も大きいと思います。
妊娠中から出産、そして出産を終えた後も、サポートが大切です。
今日という日をきっかけに、分からないこと、不安なことや気になることも出てきましたので、今回は妊娠についてご紹介します。
妊娠とは?
妊娠とは、卵子と精子が合わさることで形成された受精卵が主には子宮内にて成長し、出産に至る過程を指します。
妊娠は、市販の妊娠検査薬で確認されることがあります。
また、時期に応じて膣もしくはお腹を介して超音波検査も行われます。
正常妊娠の場合は、妊娠40週前後に赤ちゃんの出生に至ります。
妊娠中にはさまざまなトラブルが起こることがあり、定期的な健診を受けることが重要です。
妊娠のしくみ
保健体育などで学んだこともあるかと思いますが、妊娠する仕組みは下記のとおりです。
妊娠は、精子と卵子が受精をすることで開始されます。
受精卵は細胞分裂を繰り返しながら子宮に向かいますが、一般的には、この受精卵が子宮に着床することで妊娠が成立します。しばらくすると胎盤を介して酸素や二酸化炭素、栄養分などが母体と胎児の間でやり取りされます。
一般的には最終月経開始から40週経過した段階で、赤ちゃんの出生に至ります。
妊娠中の症状
妊娠経過中には、さまざまな症状が出現する可能性があります。
つわり
妊娠5~6週頃になると、食欲の低下や吐き気、嘔吐、味覚の変化などの症状が出現する場合があり、いわゆる「つわり」として認識されることがあります。
つわりの症状は一過性であり、妊娠12~16週には改善することが期待できます。しかし、なかにはつわりのために食事や水分の摂取が十分にできなくなってしまい、点滴を必要とすることもあります。
妊娠初期の流産などに伴う症状
妊娠初期では偶発的な流産、子宮以外の場所への受精卵の着床などが生じることがあります。
これにより出血や腹痛、吐き気などの症状が出現することもあります。
胎動
妊娠20週頃にさしかかると、お腹の中の赤ちゃんの動きを胎動として感じるようになります。
ぽこっと感じる程度のものからはじまり、妊娠週数が進むにつれてはっきりと動いていることがわかるようになります。
その他
妊娠期間中には、お腹が徐々に大きくなり日常生活にもだるさを感じることがあります。
お腹のはり、便秘、むくみなどが生じることもあります。
なかには病的な変化として、貧血や早産徴候、妊娠高血圧症候群などの病気が隠れていることもあります。
検査・診断
妊娠は、市販の妊娠検査薬で確認できます。また、妊娠検査を医療機関で行うこともできます。
時期に応じて膣もしくはお腹を介して超音波検査も行われます。
超音波検査では受精卵の位置や数、胎児の成長具合、胎児が病気を抱えていないかどうかなど評価します。
妊娠期間中には貧血や妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病などの病気が出現することもあります。そのため、定期的な血圧測定や体重測定、子宮底長の測定、血液検査、尿検査、クラミジア検査などを行うことが重要です。
また、子宮頸がんに罹患していないかどうかの検査も行われます。その他、出生が近くなると膣にB 群溶血性レンサ球菌(GBS)と呼ばれる細菌がいないかどうかを確認する、培養検査も行われます。
さらに、赤ちゃんの活動度を評価するために、胎児の心拍数、子宮の収縮を同時に評価する検査も行われます。
(参照:メディカルノート)
妊娠中の生活で注意するべきこと
禁煙・禁酒
妊娠が分かったら、喫煙と飲酒はやめましょう。
妊娠中の喫煙は、妊娠、出産、赤ちゃんの健康に悪影響を及ぼす可能性があり、低出生体重児、流産、早産、常位胎盤早期剥離などとの関連が報告されています。
妊娠中の飲酒は、赤ちゃんの発育や脳の発達に悪影響を及ぼす可能性がありますので、妊娠中の禁酒はとても大切です。
栄養バランスを考えて食事をする
妊娠中も、基本的には毎日3食、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。
野菜、たんぱく質が豊富な肉、魚、大豆などを意識的に取り、塩分や糖分は控えめにすることが基本です。
また、赤ちゃんの骨を作るために必要なカルシウムが豊富に含まれた乳製品はおすすめです。
とはいえ、つわりの影響で理想的な食事を用意することが難しい期間は、“食べられるものを、食べたいときに、食べられるだけ” でかまいません。
葉酸は積極的に取りたい栄養素です。葉酸はビタミンB群に属する水溶性ビタミンです。
葉酸には、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを低減する働きがあります。
また、新しい細胞ができるのを助け、体の発育を促す作用があります。妊娠する1ヶ月以上前から、1日0.4㎎の葉酸を摂るようにしましょう。
・ホウレン草
・ブロッコリー
・小松菜
・ニラなど緑色の野菜に豊富に含まれています。
・海苔
・レバー
・枝豆
・緑茶などにも含まれています。(ムーニー:参照)
避けた方がいい食べ物
妊娠中には生ものは避けましょう。生肉にはトキソプラズマ(寄生虫の一種)が、卵の殻にはサルモネラ菌が付着していることがあります。妊娠中にトキソプラズマに感染すると、赤ちゃんの脳や視力に障害を起こす可能性があります。また、サルモネラ菌は食中毒の原因となります。これらの理由から、肉と卵は十分に加熱をして食べましょう。
魚は、食物連鎖による水銀の蓄積に注意が必要です。
しかし、極端にたくさん魚を食べるなどの偏った食事でなければあまり心配はありません。食べる魚の種類と量のバランスが大切です。
ナチュラルチーズなど非加熱の乳製品や生ハムなどの食肉加工品、スモークサーモンなどの魚介類加工品は、リステリア感染による食中毒の可能性があります。妊婦さんは一般の人より重症化しやすいため、これらの食材は避けたほうが安心です。
さまざまな注意点はありますが、過剰な摂取を避け、加熱すれば問題ないことが多いので、あまり神経質になりすぎず、バランスよく食事を取ることを心がけましょう。(参照:MedicalNote)
妊娠週数と妊娠月数の数え方
妊娠週数は、最終月経の開始日を妊娠0週0日として数えていきます。
0日から6日の7日間を1週間として、4週間を1ヶ月とします。
ですから、妊娠1ヶ月(妊娠0~3週)は最終月経開始日からの4週間を指しますが、このうち妊娠0~1週はまだ排卵していないし、受精もしていません。
受精卵のできていない排卵前から妊娠週数を数えるのは不思議ですが、母体で妊娠の準備が始まっている大事な時期です。
妊娠初期、中期、後期の分け方
妊娠期間はトータルで40週(10ヶ月)。
妊娠初期、妊娠中期、妊娠後期に分ける。
妊娠初期(妊娠0~15週/妊娠1~4ヶ月)
妊娠中期(妊娠16~27週/妊娠5~7ヶ月)
妊娠後期(妊娠28週~/妊娠8~10ヶ月)
2分で分かる、妊娠による体の変化
1ヵ月目‥受胎
2ヵ月目‥つわりの始まり
3ヵ月目‥エストロゲンの影響で美肌に、マタニティウェアを準備
4ヶ月目‥エネルギッシュで活発になる
5ヶ月目‥胎動を感じやすくなる、腹部の痛み
6ヶ月目‥エストロゲンの影響で髪や爪が強くなる、浮腫む
7ヶ月目‥巣作り本能が目覚め始める、腰痛
8ヶ月目‥子宮圧迫、頻尿、皮膚が伸び痒くなることも
9ヶ月目‥下腹部の圧迫、胎児が出産準備に入る、陣痛
出産‥子宮が10戦日に開く、エピソードは人それぞれ。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今まで妊娠について今まで知識を得ることがなかったのですが、今回は独身アラサー女子としても、妊娠について学ぶいい機会だったので、ご紹介しました。
友達の妊娠をきっかけに、妊娠についての関心を持てて良かったです。
改めて女性は尊いと思いました。
母は偉大です。
より一層自分の誕生日は、母が死に物狂いで産んでくれた母に感謝をしたいと思いますし、今ある命に感謝して日々生きたいと思います。